志望校の決め方のポイントは?大事な6つのポイントと失敗しがちな注意点を解説

受験生にとって悩むことの1つが「志望校決め」です。

志望校は偏差値だけでなく、学校の制度や自分の考え方なども含めて決める必要があります。

今回は、志望校の決め方のポイントと注意点について詳しく解説していきますので、お困りの方は参考にしてみてください。

 

志望校を決める6つの大事なポイント 

志望校選びの際、「何から考えたらいいかわからない」という方も少なくありません。

志望校選びは、やみくもに行うのではなく、いくつかのポイントを押さえたうえで進めていく必要があります。まずは、志望校を決めるときに検討すると良い6つのポイントをご紹介します。

 

  • 雰囲気
  • 偏差値
  • 進学実績
  • 設備
  • 授業カリキュラムや部活動
  • 通学環境

 

雰囲気

条件で志望校を選ぶことも大切ですが、雰囲気も軽視できないポイントです。

選んだ学校の雰囲気が、子どもが通いたいものかどうかは非常に重要です。また、学校によって大切にしているポイントや校風はそれぞれ異なり、たとえば以下のようなものが挙げられます。

 

  • 制服がなく、生徒の個性を尊重する
  • 行事や部活動に力を入れている
  • 学力向上や進学に重点を置いている
  • グローバル人材育成のための環境を用意している

 

実際に学校を訪問し、雰囲気などを確認してみると良いでしょう。

 

偏差値

受験は、偏差値により志望校の選択肢が決まるのも事実です。

そのため、まずは自分の偏差値を知り、目指せる範囲の学校を把握する必要があります。

 

ただし、模試の結果はあくまでも目安であり、受験本番までの期間に学力が伸びるケースも少なくありません。

現状の偏差値で志望校を諦めてしまうのではなく、目標に近づくための目安として活用しましょう。

 

進学実績

志望校を決める場合には、進学実績も重要です。

多くの大学では、ホームページ上で進学実績を公開しているので参考にできるでしょう。

 

学校設備

独自の環境や設備は、学校生活のクオリティを向上させます。

魅力的な設備が整っている学校を選ぶと、受験勉強のモチベーションになるかもしれません。代表的な学校設備の例として、以下の3つが挙げられます。

 

  • デザイン性の高い校舎
  • スポーツ施設
  • ICT環境
  • 文科系施設

 

特に、自分の興味のある分野の設備に力を入れている学校を選ぶと、学校生活がより楽しくなるはずです。

 

部活動

部活動に所属している方であれば、その部活に力を入れている大学に行くのもおすすめです。

一方で、珍しい部活動がある学校も魅力的です。大学生活のイメージが膨らめば、勉強のモチベーションが上がるかもしれません。

 

通学環境

通学環境も重要なポイントなので、通学距離や通学手段などは事前に調べておきましょう。

どれだけ魅力的な学校であっても、自宅からの距離があまりにも遠い場合には再検討した方が良いかもしれません。

 

志望校を決めるときにしてはいけないこと 

志望校を決定する際、いくつか注意すべきポイントがあります。

 

  • 友達と一緒に決める
  • 先生のアドバイスを鵜呑みにする
  • 偏差値だけで決める

 

志望校選びは、今後の人生を決める重要な要素です。

自分自身の学習ニーズや個性に合った学校を選択することが最優先なので、自分の軸をしっかり持って決めるようにしましょう。

 

志望校が決まらないときにすること

「志望校がどうしても決まらない」と悩んでいる方も多いでしょう。ここからは、そのようなときの打開策となるコツを紹介していきます。

 

  • 理性と感性の両方で決める
  • 学力で絞っていく
  • 第一志望校を1つに絞らない

 

理性と感性の両方で決める

志望校選びは、理性と感性のバランスを保つのが重要です。

自身の学力や学校の制度は、理性的に判断するために欠かせない要素ですが、ある程度条件が絞られてきたら自分の感性を頼りましょう。

実際に学校に行ってみて、「雰囲気が良い」「嫌いではないけど好きでもない」という感覚を大事にしてください。

 

学力で絞っていく

学力を測る指標として、主に以下の3つが挙げられます。

 

  • 内申
  • 模試の成績
  • 過去問

 

学力で絞り込む際は、1つの学校に絞るのではなく、合格できる範囲の学校をある程度把握しておくだけでも構いません。

合格圏内の学校を知っておくことで、偏差値が高い学校にチャレンジするのか、それとも安全圏内を選ぶかなど、自身の受験スタイルを定められるでしょう。

 

第一志望校を1つに絞らない

第一志望校は、早い段階で1つに絞る必要はありません。

複数の学校を第一志望としてとらえておくと、心に余裕を持った状態で勉強ができ、やがて自分の行きたい学校が見えてくるようになります。

また、幅広い選択肢を用意しておく視点は、今後の人生においても重要であり、状況に合わせて変更していくという方法も有効です。

 

志望校の選択肢を増やすには日々の勉強も大切

志望校を決める際は、自身の学力や学校の条件などに加え、オープンキャンパスの際に感じた雰囲気など直感的な要素も重要です。

自分軸をしっかりと持ち、将来を見据えた選択をする必要があります。また、学力が向上すれば、より広い選択肢から志望校を選べるようになるでしょう。

 

「適正個別指導UP」では、予習型の学習システムを採用しており、生徒がしっかりと予習を行った状態で学校の授業に臨めるよう努めております。

生徒一人ひとりに向き合い、得意分野・不得意分野を分析するなど各個人に合わせたサポートが可能です。受験に対するアドバイスのほか、無料体験授業も実施しておりますので、興味をお持ちの方はお気軽にご相談ください。