勉強しないのはなぜ?小学生の子どものやる気を引き出す方法をご紹介

目を輝かせて小学校に入学した子どもが、いつの間にか「勉強しろ」と言ってもしない勉強嫌いの子になってしまって悩む親御さんは多いものです。成績も思うように伸びず、将来を不安視してしまう方も少なくありません。そこで今回は、勉強しない、勉強が嫌いな子のやる気を引き出す方法について解説していきますので、お悩みの方は参考にしてみてください。

 

小学生が勉強をしない理由とは?

まずは、その子がどうして勉強しないのか、どうして勉強が嫌いなのかを把握することから始めましょう。その理由によって、アプローチのやり方を変えていく必要があります。「勉強しなさい」と声をかける前に、まずは我が子を観察し、ゆっくり話す時間を設けるようにしましょう。

 

勉強がわからない

勉強が嫌いなのではなく、「わからない」「できない」子もいます。学校で出される課題に対して学力が追い付いておらず、やりたくてもできない状態なのです。

 

遊び・趣味の方が楽しい

ゲームやスポーツ、漫画などの趣味の方が楽しいのは当たり前です。つい楽しい方に流れてしまうのは、大人も子どもも同じでしょう。この場合、勉強する時間がしっかり確保できれば大きな問題はありません。

 

勉強に対する苦手意識

「問題の答えがわからず恥ずかしい思いをした」「友だちと比較された」などの経験から、勉強自体に対する苦手意識を持っているかもしれません。今までは勉強が嫌いではなかったのに急にしなくなったときなどは、何か特別な原因がある場合が多いです。

 

強制させられるのが嫌

学校から帰ってきたタイミングで、親に「勉強しなさい」と言われて素直に勉強する子どもはほとんどいないのではないでしょうか。仮に勉強が好きだったとしても、親に強制されて始めるのはやはり抵抗を持つもので、反発するのは当たり前ともいえます。

 

集中力が持続しない

小学校の授業はおよそ45分間ですが、実は子どもの集中力は低学年なら15分、高学年でも30分程度だといわれています。

 

勉強しない子にやる気を出させる働きかけとは?

勉強しない、勉強が嫌いな理由が見えてきたら、それに合った対処法で子どもにアプローチしてみましょう。

 

親がサポートする

親に強制されるのは嫌だという子も、放っておけば勉強するかというとやはりそうではありません。目標や計画を立て、具体的に1日どんな課題をどれだけやれば良いのかを考えるサポートをしましょう。このとき、子ども自身が決めるのをサポートするのに徹し、決して押し付けないようにするのがコツです。

 

学習習慣をつける

1日5分でも良いので、まずは毎日机に向かわせるよう伝えましょう。日々の学習習慣がつけば、その後の勉強もスムーズに進みます。

 

ほめる

何問正解したかなどの結果ではなく、やる気や過程をほめると子どもの自己肯定感が高まります。これにより、過度に落ち込むことなく勉強に取り組めるようになります。

 

親も一緒に勉強する

子どもが勉強している間は、親も一緒に勉強するのもおすすめです。仕事に必要な資格試験のテキストに取り組むなど、親が勉強する姿勢を見せることで、子どものやる気が増すほか、親子関係も良くなるといわれています。

 

勉強しない小学生の子どもを塾に通わせるメリット

勉強しない、勉強が嫌いな子に対し、塾に通わせるのはハードルが高いと思ってしまいがちです。ところが、塾ならやる気を引き出すことはもちろん、レベルに応じた指導をしてもらうことが可能です。

 

学習習慣を身に付けやすい

塾に通うとなると、基本的に決まった曜日に授業を受けることになります。その時間だけは、遊びや趣味の誘惑もない環境で勉強だけに集中できます。そのため、規則正しい学習習慣が身に付きやすいのです。

 

一人ひとりに合った目標を設定してもらえる

親が我が子を見ても、つい悪いところやできないことばかりに目が行きがちで、なかなか客観的に見られないものです。しかし、多くの子どもを指導している塾の講師なら、その子の現在の学力や身に付けるべき力を客観的に見極められます。そして、その子に合った目標を具体的に設定し、効率良く成績が上がるよう指導することが可能です。

 

ほめながら伸ばしてもらえる

親が子どもの勉強を見ると、どうしてもイライラしてしまったり衝突してしまったりするもので、場合によっては親子関係にヒビが入ります。一方で塾に任せた場合、講師は基本的にほめながら指導するため、モチベーションを下げることなく勉強を続けられるほか、親子関係が悪くなることもありません。

 

まとめ

子どもが勉強しないときには、まずはその原因を考えて対処してみましょう。学習習慣が身に付いていなかったり、つい楽しい方に流されたりと、小学生はまだまだ親のサポートが必要だといえます。過干渉にならず、一緒に勉強するような立場で取り組むほか、指導のプロである塾講師に任せるのも効果的です。

 

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