進路が決まらないときはどうしたらいい?進路を決める期限ややるべきことについて解説

進路決めにはタイムリミットがあるため、気が焦ってしまうこともあるでしょう。

今後の人生の方向を決める大切な選択なので、安易に決めるのは得策ではありません。

今回は、進路を決める期限や進路が決まらないときにできることについて解説していきますので、気になる方はぜひチェックしてみてください。

 

進路はいつまでに決めなければいけない? 

一般的に、大学受験に間に合う期間までには進路を決める必要があります。

高校生の進路の選択肢には、大学・専門学校・就職などがあり、どれを選ぶかで今後の方向性が変わっていきます。

しかし、進路は後になってから変えるのが困難なため、しっかりと検討してから決定しましょう。

 

進路が決まらないときにまずすること3つ 

もし進路が決まらない場合、自分の考えや持っている情報を整理する必要があります。ここからは、最初に実践してほしい3つのことを紹介していきます。

 

  • 自己分析
  • 興味・関心を絞る
  • 職業に関する情報収集をする

 

自己分析

まずは自分を知ることが重要なので、以下の点について自己分析をしてみてください。

 

  • 好きなもの
  • 嫌いなもの
  • 得意なこと
  • 苦手なこと
  • チャレンジしたいこと

 

初めは抽象的でも構わないので、これらを書き出してみます。その中から、向いている学科や職業を絞っていくと良いでしょう。

 

興味・関心を絞る

自分の好きなものの中から、特に積極的に学びたいと思えるものを絞っていきます。

自分の好きなものと具体的な学科や職業の結びつきがわからないときは、学校や塾の先生に聞いてみましょう。

 

なお、学びたい動機は「興味・関心がある」だけで構いません。

「周りから褒められるから」など、外的な要素に影響されないためにもこの分析は重要です。

 

職業に関する情報収集をする

自分のなりたい職業に就くために、どんな学歴やスキルが必要なのか情報収集をしましょう。

なりたい職業がはっきり決まっていないときは、興味のある分野の関連職を複数調べると良いでしょう。これにより、将来の選択肢を広げるためにはどんな進路を選べば良いのかを把握できます。

 

進路を決める方法5つ

自分の考えがまとまったら、次は具体的な進学先を決めていきます。

進路を決める方法は人によってさまざまですが、主に以下の5つとされています。

 

  • 学びたい分野で選ぶ
  • 通いたい学校の地域で選ぶ
  • 学校の制度で選ぶ
  • 将来目指すライフスタイルで選ぶ
  • 興味のないことを挙げ、消去法で選ぶ

 

学びたい分野で選ぶ 

学びたい分野が決まっている場合は、その学科のある学校の中から選べます。

同じ分野でも、論理的に知識を学ぶカリキュラムもあれば、実践的なスキルを身につけるものもあります。将来なりたい職業により近づけるカリキュラムを用意している学校を選ぶと良いでしょう。

 

通いたい学校の地域で選ぶ

大学に行く目標が決まっていない場合、通いやすい地域の学校を選ぶのもひとつの手です。

「卒業後は東京で働きたい」などの希望がある場合は、関東の大学を選ぶことで土地勘が得られるほか、説明会や面接にも行きやすくなります。

 

学校の制度で選ぶ 

大学を選ぶ基準のひとつとして、「学校の制度」が挙げられます。たとえば、以下のような理由で進学先を決めることもできます。

 

  • 奨学金制度が充実している
  • 寮制度がある
  • 夜間課程がある

 

経済的な不安を抱えている場合には、上記のような理由で進学先を考えても良いでしょう。

 

将来目指すライフスタイルで選ぶ 

学科や会社ではなく、「将来どんなライフスタイルを送りたいか」という観点で考えるのもおすすめです。

たとえば、具体的な学科・職業の希望はなくても、以下のような憧れを抱いているかもしれません。

 

  • 地元で働きたい
  • 海外で働きたい
  • お金をたくさん稼ぎたい
  • 安定した職業につきたい
  • 起業したい

 

起業したいならマネジメントについて学ぶ、安定したいなら公務員を目指すなど、自身が望むライフスタイルから学科や職業を絞っていくこともできます。

なお、自分の強みや弱みを診断できるツールを使い、自分の適性をチェックするのも有効です。

 

興味のないことを挙げ、消去法で選ぶ 

「どうしてもやりたいことが見つからない」という場合、消去法で選ぶのも有効です。

興味が持てない仕事や勉強について書き出していき、それを避けるためにはどんな進路を選べば良いか具体的に考えましょう。

結果として決めた進路は、熱中できるほど好きにはならないかもしれませんが、後悔することは少なくなるでしょう。

 

進路は一人で悩まず周りのサポートを受けながら決めよう

進路を決めるときには、まず自己分析を行い、好きなものや関心のあるものから絞っていくことが大切です。

特に学びたい分野が見つけられない場合には、自身が望むライフスタイルから決める方法も有効です。

また、進路決めには周りのサポートも必要なので、困ったときは頼りになる専門家を頼ってみてはいかがでしょうか。

 

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