個別指導塾はどうやって決めたらいい？選び方のポイント6つを解説

個別指導塾は、集団指導に比べ、比較的手厚いサポートが受けられるのが特徴です。自分に合った塾や講師を見つけるためには、事前のリサーチが欠かせません。今回は、個別指導塾に向いている人の特徴や、具体的な選び方のポイントについて解説していきますので、気になる方はぜひ最後まで読んでみてください。

個別指導塾と集団指導塾の違いは？

個別指導塾と集団指導塾では、主に授業スタイルに違いがあります。個別指導塾は、講師と生徒のマンツーマンが一般的で、カリキュラムは生徒一人ひとりの学習進捗度や目標に合わせて組まれます。一方、集団指導は生徒の習熟度や学力別にクラス分けを行い、一度に大人数を相手に授業を進めるのが一般的です。

個別指導塾に向いている子どものタイプは？

個別指導塾に向いているかどうかチェックするには、以下2つの要素を考える必要があります。

性格面
学力面

性格面

個別指導塾のメリットは、講師が生徒一人ひとりにじっくりと向き合えるという点にあります。そのため、以下のような特徴を持つ人が向いているといわれています。

引っ込み事案で集団行動が苦手
競争するよりマイペースに努力する方が得意
友達が周りにいると遊んでしまう

学力面

個別指導塾では、学習カリキュラムを柔軟に決められます。そのため、以下のような方なら個別指導塾のメリットを十分に感じられるでしょう。

勉強方法がわからない
得意科目と苦手科目の差が大きい
難関校の受験予定があり集中的な対策がしたい

個別指導塾の選び方

個別指導塾をうまく活用するには、いくつか押さえておくべきポイントがあります。特に何も調べずに決めるのはNGなので、以下でご紹介する内容をチェックし、後悔のない選択をするようにしてください。

講師は担当制か
授業以外のサポートがあるか
通塾目的に合った内容か
明確な料金体系か
スケジュールの変更は可能か
無料体験ができるか

講師は担当制か

個別指導塾の大きなメリットは、講師の生徒に対する理解度が高く、理想的なサポートをしてもらえる点にあります。しかし、講師が頻繁に交替する場合、そのメリットが十分に得られない可能性があります。そのため、指導を担当する講師が担当制かどうかは、確認しておきたいポイントです。

もし複数の講師が担当するのであれば、講師間の情報共有が大切になります。もしできていないと授業に支障が出てしまうので、この点も押さえておく必要があるといえます。

授業以外のサポートがあるか

質の高い個別指導塾の場合、ただ授業時間にカリキュラムをこなすだけではなく、良い学習習慣が身につくようなサポートを行っています。サポートの例として、主に以下のようなものが挙げられます。

自習時間でも講師に質問できる体制がある
生徒のレベルに合った宿題を出している
定期的にテストを行い、生徒のモチベーションを維持させている

通塾目的に合った内容か

個別指導塾によって得意分野はそれぞれ異なるため、勉強の目的に合ったところを選ぶことも大切です。目的の合わない塾に通うと、講師の授業方法によりかえって混乱してしまうケースもあります。具体的な要望を伝え、対応が可能か確認したうえで申し込みましょう。

明確な料金体系か

個別指導塾は、集団指導に比べて費用が割高になるのが一般的です。経済的な負担を軽減するためにも、料金体系は細かく確認しましょう。特に、以下4点はチェックが必要です。

授業1コマあたりの時間
1時間あたりの授業料
時間帯で価格の違いがあるか
オプションでかかる費用

スケジュールの変更は可能か

個別指導塾のメリットのひとつが、フレキシブルに授業を受けられる点です。習い事や部活動で忙しい場合は、スケジュールの変更にどの程度まで対応してもらえるか事前に確認しておきましょう。また変更する場合には、講師も変更になるのかなどの詳細も把握しておく必要があります。

無料体験ができるか

どんなに質の良い個別指導塾であっても、生徒によって合う・合わないがあります。実際に授業を受けてみないとわからないことも多いので、無料体験の授業でたしかめてみることも重要です。また、無料体験授業のときと、実際の授業で講師が変わることがないよう、事前に要望を伝えておくこともミスマッチを防ぐポイントのひとつです。